ドメイン名を取得したらDNSを設置します、今回はAmazon AWSのRoute53を使ってDNSを設定します。 ドメイン取得したリセラーで設定することもできますが、AWSを使ってみることが目的ですのであえてRoute53で設定します。
Amazon AWSの契約等の手順は指示に従って進めればできると思いますので割愛します。
Route53の設定
まずは、Route53でDNSを設定します。
[caption id="attachment_308" align="alignleft" width="300"] Amazon AWS Route53でレコードを作成[/caption]
ここで、create hosted zoneをクリックするとドメイン名とコメントの入力するように促されますので取得したドメイン名を入力します。
ドメイン名は、勉強用ということでdotstudy.netとしておきました。(ドットインストールに敬意を表して)
Create をクリックすると基本的なレコードが構成されます。
[caption id="attachment_309" align="alignleft" width="300"] Amazon AWS Route53でゾーン作成[/caption]
Route53が構成したドメインサーバのアドレスとホスト名(NSと記載されている部分)が示されます。
これらが、ネームサーバ名になります。
ネームサーバは名前解決する際に参照されますので、ドメイン登録情報として登録する必要があります。
どいうことかというと、dotstudy.netのホスト名を探す時(例えば、www.dotstudy.net)に問い合わせるネームサーバはwhoisに登録されているネームサーバを参照して問い合わせが行われます。 そのネームサーバ名がこのNSレコードに記載されているネームサーバになります。
ということは・・・・whoisへ登録が必要となります。
ここで、もう一度お名前.COMへ戻ります。
ドメイン情報の更新
お名前.COM等の【管理画面】でネームサーバを登録情報を更新します。
[caption id="attachment_310" align="alignleft" width="300"] ドメイン情報の更新[/caption]
ネームサーバ欄の更新ボタンを押すとネームサーバの登録画面に遷移しますので、そこへRoute53で示されたネームサーバを転記(コピペ)します。
Route53では4つのホストが示されるとおもいますので4つとも転記します。
[caption id="attachment_311" align="alignleft" width="300"] ネームサーバの登録[/caption]
ちなみに、自宅やオフィス内でDNSを動作させる場合には自宅のIPアドレスとホスト名を別途whoisデータベースへ登録した後に設定することが必要です。
ネームサーバ情報を保存します。
ところで、完了したかどうかを確認するには、Windowsならコマンドプロンプト、LinuxならTerminalでwhois ドメイン名で確認することができます。(コマンドの使い方は覚えておきましょう)
今設定した例だと下記のようになります。(勉強用のドメインですのでそのうち削除します)
$ whois <自分のドメイン名>
ここまでで、DNSの準備ができたのでこれからオフィス系のサービスのOffice365の設定を行っていくとメールが使えるようになります。
次回からは、メールサービスを利用するためにOffice365の設定を行ってみましょう。