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2015年4月13日

「米国がチップ輸出を禁止」といっても、技術センターだけで効果あるの?

CNNのニュースで、米国が中国へのプロセッサやGPGPUの輸出を禁止したそうですが。

レッドカードまでは出ていませんね、イエローカードな感じかな。





禁止対象のデバイスはプロセッサとGPGPU


中国がスーパーコンピューター「天河」を核爆発関連の研究に利用したとして、アメリカ商務省がインテルとエヌビディアに輸出禁止にしたというので読んでみたら。

輸出禁止対象とされたのは、インテルとエヌビディアということですからCPUとGPGPUですね。

記事によると、「天河2」はE5プロセッサが32,000個使われているらしいのでこれにGPGPUを並列演算させると相当な処理能力がでますね。

そう考えると、核開発などの大量の演算処理が必要なシミュレーションに使うという発想はわからなくもありませんが・・・


ところで、

スーパーコンピューターが大量のPCを使って構成されるようになってかなりたちますが、サーバーユニットで入手できればインテルやエヌビディアから直接手に入れなくともメインテナンスはできると思うのです。


記事によると輸出禁止先は、中国の技術センター4つに限ってのことのようです。

直接入手はできなくなったものの他の中国企業経由すれば入手可能な状況は変わってないんじゃないでしょうか。

そう考えると、軽い注意な感じでしょうか。


おおっぴらに核爆発(核爆弾)の研究をするのは控えてねというメッセージなんでしょうね。