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Windows10 アップグレードを考えてみる

   

Windows10

Windows10のリリースがいよいよ来週となりました。

これまでに、多くのメディアからWindows10に関する記事が出ていますので、Windows10で何が変わったのか、アップグレードの方法、アップグレードしない方法などほぼ知れ渡ったと思います。

5台ほどのマシンを使って、アップグレードのテストも行いましたので、アップグレードについて考えてみました。

Windows10の気になる変革

Windows10では、Windows as a Serviceのコンセプトと共に多くのことが変わったようです。 その中で気になった変革・変化をピックアップしてみました。

1. リリースサイクルの変革

これまでWindowsはXP、7、8などのようにメジャー・バージョン・アップの度に新機能を投入してきましたがWindows10以後のWindowsでは、新機能はInPlace Upgardeとして提供されるようになります。

これは、Windows Updateで新機能を追加するようになりWindows10以降はメジャー・バージョン・リリースという考え方がなくなります。

このようなリリースサイクルの変化に応じ、Windows Insider Previewプログラムが作られました。 新機能のテストやフィードバックをユーザから得ることで「はずれ」の少ない新機能を追加するようになるのだと思います。

今後のリリースは、マイクロソフト社内からInsider Previewを経てコンシュマー・ユーザーへ展開された後に、ビジネスユーザへ展開されることになるそうです。

また展開される新機能は、ユーザが導入時期を選択でき「早期」や「ゆっくり」などを選ぶことが可能です。

Windows10 Insider Previewでアップデートの際に、インストール・再構成が行われることがあるのはこの機構を使っているためでしょう。

2. Windows10のUI

Windows10では、スタートボタンが復活したことが大きなポイントとして取り上げられている記事が多いのですが、「PCとタブレットで好まれるインターフェースは異なる」ということを学んだとde:code 2015のセッションで触れていました。

Windows10では、キーボードとマウスを利用するPCモードでスタートボタンとアプリ一覧を表示するように変わりました。 一見するとWindowsXP/7のインターフェースに戻ったようにも見えます。

しかし、タブレットモードに切り替えると、Windows8/8.1のインターフェースのアプリ一覧表示に切り替わります。

de:code 2015のセッションによると、タブレットユーザのWindows8/8.1のユーザインターフェースの評価はとても良いそうです。

これらから、Windows10ではデバイス毎に好まれるユーザインターフェースを切り替える方法を採用したことがわかります。

3. 仮想デスクトップ

Windowsではこれまで仮想デスクトップはありませんでした。

Mac OS XやLinuxなどでは仮想デスクトップは極めて普通に利用されていて、Webブラウズ、メール、プレゼンテーション資料など作業毎にデスクトップを切り替えて利用する人がいると思います。

ところが、Windowsでは一つのデスクトップ上で大量のウィンドウを「閉じたり・開いたり」の操作が必要でたくさんウィンドウが開いてしまうととても面倒でした。

Windows10では、仮想デスクトップが組み込まれたことで「閉じたり・開いたり」という作業から解放されると思います。

4. Windows Edge

Windows10の主要な変更点として取り上げられることが多い、新しいブラウザーのWindows Edgeは、FirefoxやChromeなどの標準的なWebブラウザと同じとなりました。

旧来のInternet Explorer(IE)もコンパチビリティを保つためにWindows10にインストールされていますから、「IEだけでしか動作しないWebアプリ」も利用できます。

標準ブラウザが変わったということで、IEがなくなったわけではありません。

これまでも一般的なWebブラウズには「Chromeを使い」、社内のWebアプリは「IEを使って」アクセスを分けて利用する人もいたと思いますが、同じような使い分けと考えて良いのではないでしょうか。

5. Windows10のアップグレード価格

Windows10 Insider Previewをクリーン・インストールして10240にするとライセンス認証がされていない状態になることは先の記事でも紹介した通りです。

この時に、「ライセンスを購入する」をクリックするとMicrosoft Storeが開き新規ライセンスを購入するとが可能です。

価格は25000円(Pro版)くらいだった気がします。

今回のWindows10の「無料アップグレード」戦略は、より多くのユーザがWindows10へ移行することを促進するためのキャンペーンのようなものと捉えて良いのではないでしょうか。

アップグレードするかしないか

Windows7のメインストリーム・サポートは2015年1月13日に終了しました、またWindows8/8.1は2018年1月9日でメインストリームサポートが終了します。

マイクロソフト社の思惑を勝手に推し測ると、Windows7のメンテナンスコストを考えた場合、、無料でアップグレードしてもらった方がお得だということではないでしょうか。

「あおぞら銀行」のようにWindows10へのアップグレードをさし控えるアナウンスを出した企業もありますので、安易に「アップグレードしましょう!」とは言いにくいのが実情です。

もし、利用しているアプリケーションがWindows10にすることでも支障がないようならWindows10へアップグレードすることも良いのではないかと思います。

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